
ペントミノ(知育玩具パズル)で子供と遊びながら育脳
皆さんは「育脳」という言葉を聞いたことはありますか?
脳の神経細胞の生成のピークは3歳までが勝負だといわれていますが、その後も脳は成長していきます。
そのために五感をフルに使って手や足を使う刺激が大切なのです。
また昨今では文部科学省が「思考・表現力」を重視し教科書も変化しています。
「子供により良い教育をと思っているけど、あまりに”教育ママ”なのも子供が圧迫されてかわいそうかな」、と気が引けてしまう方もいるのではないでしょうか。
この記事では私が以前勤務していた塾でも使用していた知育玩具「ペントミノ」について紹介します。
ペントミノでは子供も遊びながら学ぶことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
ペントミノとは何か?


脳トレパズル「ペントミノ」
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「ペントミノ」とは「ポリオミノ」の一種で一つのパズルが正方形5つをつなげたものからできています。
ポリオミノとは複数の正方形を辺でつなげた多角形のことを指します。
お母さん世代では昔流行った「テトリス」のようなものだと思うとわかりやすいかもしれません。
テトリスは正方形4つでできているテトロミノというものです。
ペントミノは12片全て使って長方形を作ったものが一般的です。
特徴は何といっても何通りもある解の多さです。
12片を全て使って作ることができる3x20、4x15、5x12、 6x10 の各長方形に対して、
3×20→2通り
4×15→368通り
5×12→1010通り
6×10→2339通り
の解があります。
毎日遊んでも、兄弟で一緒に遊んでも同じ解がでるということはなく、繰り返し遊べることが最大の魅力です。
また、遊びの対象は3歳~99歳というのが特徴です。
子供だけでなく、お年寄りの認知症予防としても注目されています。
ペントミノはなぜ育脳に役立つのか
ペントミノはとにかくたくさん手を使って試行錯誤します。
パズルを回転させてみたり、違うものを使用してみたり、一度並べたものを外してみたり。
トライ&エラーを繰り返してどのようにすればクリアできるかを考える能力が自然と学びながら身に着けることができます。
具体物を使った経験は抽象的学習になった際にイメージががぜんわきやすくなります。
小学校高学年で図形につまずくお子さんはとても多いです。
そうならないためにも、小さなころからの具体物を使用した遊びからの学びが大切になってきます。
ペントミノの遊び方
本文③
ではペントミノはどのような遊び方があるのでしょうか。
ここでは2つ紹介していきます。
■1人で遊ぶ場合
・年齢に応じて難易度を選択
・6×10のものだと2339通りある
→家族でやる、自分が以前作ったものを写真に撮る
■対戦ゲーム
1.ペントミノのピースをすべてだす
2.じゃんけんをする
3.勝った方からピースをはめる
4.はめられなくなったら負け
ペントミノの遊び方はシンプルですが、頭を使うパズルですので子供の考える力も付き育脳にもつながるのです。
ペントミノを育脳に活かすポイント ・年齢に応じて難易度を選択する ・回転させたり、裏返したりしてたくさん手を動かしながら思考錯誤してやってみる |
遊びながら学べる育脳パズル ペントミノ
ペントミノは育脳パズルですが子供も楽しみながら学ぶことのできる知育玩具です。
私が勤めていた塾で採用していたのは小2の夏休みですが子供達はこの時間が大好き。
勉強で疲れた顔もぱっと晴れるほどみんないきいきと取り組んでいました。
試行錯誤する能力は子供達の生きる力に必要不可欠です。
ぜひ遊びながら育脳できるペントミノ、対象年齢も幅広くお子さんも楽しくできますのでご家族でやってみてくださいね。