旦那のタバコを辞めさせる方法!夫に禁煙させた妻

タバコが健康に良くないことは誰もが知っています。タバコには発ガン性物質が多く含まれており、吸い続けるとガンになるリスクが高まります。しかし、それが分かっていてもタバコを吸う人はやめられないと言います。特に家庭内で旦那様がタバコを吸う場合は、子供を出来たのを機に禁煙して欲しいと願う人も多いもの。私の夫は結婚する前からヘビースモーカーでした。私はタバコをやめさせたい一心でタバコをやめて欲しいと頼みましたが、夫はやめようとしませんでした。ところが、私がタバコに関して何も言わなくなった頃、我が家に禁煙のチャンスがめぐってきました。それから9年間、夫はタバコを全く吸っていません。

 

【当時の状況】タバコの吸いすぎで夫が喉の病気に!

 

 

結婚して8年目、私は夫の声がかすれていることに気がつきました。近くの耳鼻咽喉科を受診すると、大きな病院に行くように言われました。不安な気持ちで大学病院へ行くと、喉が炎症を起こしてポリープができているという診断でした。しばらくの間、薬を飲みながら様子をみることになりました。その間も夫はタバコをやめませんでした。

 

こんな状況になってもタバコをやめようとしない夫に心底腹が立ちました。近くに住んでいる姑も心配して様子を見にくるようになりました。昔気質の旧世代の姑と今どきの嫁といわれる私は、これまで意見が合うことはまずありませんでした。しかし、今回ばかりは夫にタバコをやめさせたいという一点で初めて意見が一致しました。姑と私は夫にタバコをやめるように訴えましたが、夫は「そんなに簡単にやめられないよ」としか言いません。

当時、娘はまだ3才。夫にもしものことがあったらどうしたらいいんだろうかと悪い方へと考えてしまう毎日でした。

 

【きっかけ】友人の言葉で決意。言葉だけでは夫は変わらない!

私は今からでも夫にタバコをやめさせたいと思い、どうしたらやめてくれるのかと何日も考え続けました。

 

そんなある日、昔の友人に会う機会がありました。友人の旦那様はお酒が好きで、結婚前は毎日お酒を飲んでいたそうです。飲みすぎては周囲の人に迷惑をかけ、飲酒運転で事故を起こしたこともあったそうです。

しかし、今は一滴も飲まなくなったというのです。

 

「何て言ってお酒をやめさせたの?」

「お酒をやめろと言ったからやめたわけではないと思うよ」

「最初の頃はお酒をやめてっ言ってたけど、いくら言ってもお酒はやめないなって思ったの。だって私もコーヒー好きだけど、コーヒーは体に悪いから飲むなって言われてもそう簡単にはやめられないもん」

 

友人はお酒のことは言うのをやめて、夫が喜んでくれることをしようと考え、夫の好きなおかずを用意したり、いつも夫のことを優先するようにしたそうです。

最終的には「お酒をのんでいる○○さんも好きだけど、お酒を飲まない○○さんはもっと好き」という彼女の一言がきっかけで、友人の夫は一切お酒を飲まなくなりました。

 

その話を聞いた私はハッとしました。私は今まで言葉だけで夫を変えようとしてきたのです。

【ポイント】自分の願いよりも、まず夫の願いを考える

 

私は夫に対する自分の言動を思い返してみました。

結婚後は家事や育児に追われ、夫のことは二の次になっていました。

私は夫にタバコをやめさせたいと願ってばかりいて、夫が願うことは何一つしてあげられなかったのです。

私は夫のために自分ができることを考え、疲れている時はマッサージをしてあげたり、夫の好きなおかずを準備したりするようにしました。いつも夫が何をしたあげたら喜ぶのか考えて行動するように努力し、タバコのことは言わないようにしました。

 

それから数カ月後、娘が斜視の手術を受けることになりました。手術をする前に娘は様々な辛い検査を受けなければなりませんでした。

手術を受ける前の日、私は夫に言いました。「こんな小さい子がしんどい思いをして目の手術をするんだから、親である私たちも何かしないといけないんじゃないかな・・・」夫は何かを考え込んでいる様子でした。

翌日、夫に手術が無事に終わったという連絡を入れると夫はボソッと言いました。

 

「今日は1本もタバコ吸ってないんだ・・・もうタバコはやめることにする」。

 

私は自分の耳を疑いました。あれほど言ってもタバコをやめなかった夫がタバコをやめると決意するなんて!まるで奇跡が起こったようでした。

 

これこそがファミリーマネジメント。相手に何かをさせるということは、言葉だけで無理矢理伝えて変わるというものではありません。自分が変わってこそ相手が変わるもの。まずは、自分を見直すところからスタートすることが、禁煙というゴールへの第一歩となりました。

 

【ファミリーマネジメントのポイント】

・自分の希望を言うだけでは、相手は変わらない

・自分が変わってこそ、相手も変わる

 

【タバコの害について】本人だけでなく周りの人の健康も奪う!

 

タバコの煙には、2000種類以上もの有害物質と50種類以上の発ガン性物質が含まれています。

有害物質のニコチンは依存性が強いため、タバコをやめるのは大変難しいといわれています。発ガン性物質は肺ガンや食道ガンをはじめとする様々なガンを引き起こします。また、タバコを吸っている人はタバコを吸わない人に比べると、寿命が短かくなるという研究結果も報告されています。

 

タバコの健康被害は吸っている本人だけではありません。タバコの煙を周りの人が吸ってしまうことを「受動喫煙」といいます。受動喫煙はガンや脳卒中、心筋梗塞など様々な病気のリスクを高めるといわれ、社会的にも大きな問題になっています。

 

特に小さい子供への影響は深刻です。大人に比べて呼吸器や中枢神経が未発達な子供は、気管支炎や喘息などの呼吸器の病気、小児がんなどにかかるリスクが高くなります。また、受動喫煙は妊婦にも悪い影響を及ぼします。妊婦が受動喫煙をすると、血管が収縮されて、胎児に血液が充分に行き渡らなくなるため、流産・早産・死産する危険が高くなります。受動喫煙は生まれてきた子供の発達遅延やダウン症、乳幼児突然死症候群の原因にもなります。

 

旦那様にタバコをやめて欲しいと思っている人へ

 

夫がタバコをやめてから9年が経ちました。結婚してから夫がタバコをやめるまで8年かかりました。私は夫にタバコをやめるように言葉で説得しようとしてきました。しかし、言葉だけでは夫を変えることはできませんでした。私が言葉で要求するのではなく、夫が願い、喜ぶことをしてあげようと行動に移した時から夫は少しずつ変わっていったように思います。

妻の愛情や心配する想いが伝われば、自然に夫は変わっていくのではないでしょうか。9年前より今の方が夫婦間の会話も増え、私の心も穏やかになりました。

家庭によってケースは違うと思いますが、旦那様にタバコをやめて欲しいと思っている人は、禁煙させたいと思っている人はぜひ参考にしてみていただけたらと思います。

 

すびんおんま

すびんおんま

夫(50代)妻(40代←私)娘(12才、中1)会社員夫と専業主婦妻(日本語の家庭教師や翻訳などの在宅ワークをしている)。思春期真っ只中の娘と毎日、悪戦苦闘している。

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