幼児の「保育園行きたくない」中学の「不登校」夫婦共働きに原因があるの?

子供の「保育園行きたくない」「不登校」夫婦共働きに原因があるのか?

 

子供が不登校になると、親は「育て方が悪かったのか?」「愛情が足りなかったのか?」と、自分たちに責任があるのではないかと思ってしまいがちです。

我が家のように、「共働きで幼い頃から保育園に預けてしまい、淋しい思いをさせてきたかも」という引け目がある親ならなおさらです。

子供が中学生以上だと、勉強の遅れや欠席日数が気になって、何とかして学校へ行かせようと試みる親もいれば、反対に「子供が自分から行く気になるのを待つ」と腰を据えて見守り体制に入る親もいます。

どの家庭にも起こる可能性のある不登校。親のどんな対処方法が、解決へつながるのでしょうか?

 

【我が家の場合】中学生の多忙な毎日と心身の変化

中学生の不登校

 

私の長女は中学2年生ですが、学校では必ずクラスに1人は不登校児がいるそうで、多いところでは2~3人いるクラスもあるそうです。

1クラスの人数は40人弱ですから、かなり多い割合だと感じます。でも、これが今の中学校の偽らざる平均的な姿ではないかと思います。

中学生になると、難しくなる勉強、定期テスト、塾通い、部活など小学校時代にはなかった障害物の波が次々に押し寄せてきます。

その波を必死で乗り越えようとする中で、自分を見失ってしまう子供が多いのではないでしょうか。目の前の問題をうまく解決できない自分を「無能な人間だ」と思い込んでしまったり、「学校」という枠組みそのものに疑問を抱き始める子供もいます。

友達付き合いも広くなり、複雑化していきます。親よりも友達との関係性の方が、子供たちにより大きな影響を与えます。

中学生は多感な年齢で、自己嫌悪と自己愛の間で毎日揺れ動いています。

私たち夫婦も、去年は長女が新しい生活に適応しようともがいているのを目の当たりにしてきました。

今ではすっかり中学校になじんでいるように見える長女ですが、ストレスがたまると家中に毒をまき散らしながら登校していきます。

 

【我が家の場合その②】長女の保育園時代の行き渋り

保育園に行きたくない

 

そんな長女も6歳の頃、保育園児の不登校ともいえる「行き渋り」になったことがあります。

その頃のことをちょっと振り返ってみます。

 

それは、共働きの私が次女を産んで育休中のことでした。

ある朝、長女が保育園に行く時間になると「お腹が痛い」と言います。熱を測ってもありません。

無理やり行かせようとするとしくしく泣き出します。自分が育休で家にいたこともあり、別に保育園を休んでも困らないので、休ませました。すると、家では楽しそうにしています。

翌日、また登園時間になると「お腹が痛い」と言います。やっぱり熱はありません。

私もどうやら仮病らしいと気づきます。くせになると困ると思い、やや強引に行かせようとすると「本当にお腹が痛いの」といって泣きます。仕方なく休ませる・・・こんな日が1週間以上続きました。

 

【ポイント】

子供は、心の不調がそのまま体の不調につながることもある

 

【これで解決】本人の意思を尊重したら自然に戻っていった

保育園行きたくないを解決

 

保育士さんに相談すると、「ママと一緒にいたいのかもしれないので、本人が行きたいというまで休ませてあげて下さい。行く気になったら、短時間でもいいので少しずつ来て下さい」とアドバイスされました。

保育園児だからできたのかもしれませんが、その通りにしました。

私は次女の育児もあったので、家にいる間ずっと長女の相手ができたわけではないのですが、長女は何となく満足したようです。そのうちに保育園である行事の練習が始まり、「○○ちゃんもおいで」と保育士さんに促されると、少しずつ保育園に戻っていきました。

後から長女に「ママが家にいるのに、どうして私だけ保育園に行かなきゃいけないのかと思った」と言われました。言われてみればそうですね。私は、保育園にいる方が友達と遊べて楽しいだろうと思っていたのですが、長女は、次女の育児で頭がいっぱいの私に、自分の方も見てほしい!というサインを出していたわけです。

同じようなケースは、ほかの共働きママからも聞きました。

ある家庭では、兄が不登校になってしまい、その解決のためもあってママが仕事を辞めたところ、弟が「ママもお兄ちゃんも家にいるのに、どうして僕だけ学校に行かなきゃならないの?」と言って、弟も不登校になってしまったそうです。切ない話です。ただし、これらは小学校低学年までの子供の話です

 

【ポイント】

  • 小学校低学年までの子供は、ママともっと一緒にいたくて不登校になることもある
  • 子供の気持ちをくみ取り、登園(登校)時期は本人の意思にまかせるのも手

 

中学生以上の不登校、ママが仕事を辞めれば解決する?

中学生の不登校を解決するには

 

中学生以上になると、自分のことはひととおり自分でできますし、不登校児のそばに親が常についていても特にできることはありません。

それでも、「子供のためにもう少し時間を作るべきではないのか?」と悩む共働きママも多いことでしょう。私も同じように感じると思います。

 

しかし、実際に母が「子供の不登校を解決するために」仕事を辞めたら、子供は学校へ戻らなければならない、と追い詰められたように感じるのではないでしょうか。

色々な人の話を聞くと、家族は子供の不登校に振り回されず、それぞれの生活を淡々とこなす方がいいような気がします。仕事に行く父や母の背中から、子供は「社会的な役割を果たす」ということの意味を感じ取るかもしれませんし、学校の外にも広い世界があることを知ります。子供に何かしてあげたい、という気持ちはもっと別の示し方もあると思います。

不登校の原因は、子供によってそれぞれで、いくつかの因子が複雑に絡み合っている場合もあります。

親は不登校の原因を探り出し、早急に問題解決に導かなければ、と思ってしまいますが、決断するのも行動するのも「子供自身」です。あくまでも、親は子供のサポート役に徹しましょう。

 

【ポイント】

  • 不登校の子供と向き合うために会社を辞めたら、子供は負担を感じることも
  • 家族は淡々とそれぞれの生活をこなし、最終的な決断は子供に託す

 

「条件付きの愛」ではなく「無条件の愛」で子供を包み込む

無条件の愛とは

 

心理学に「条件付きの愛」という言葉があります。

(親のいうことをよく聞くから)(勉強ができるから)(友達が多く明るい性格だから)、子供が可愛いというのは条件付きの愛です。

それらの条件が欠けると、親は自分を愛してくれないのではないか?と子供は不安になります。

それは、小さい子供でも、思春期以降の子供でも同じです。

 

不登校の子供の支えになるのは、「あなたは存在しているだけでいいのだ」という親からの無条件の愛のメッセージを要所要所で受け取ることではないでしょうか?

とはいえ、それは子供の行為をすべて許容する、ということとは違います。

朝夜逆転の生活や反抗的な態度など、親が改めるべきだと思っていることはきちんと伝えましょう。

ポイントは、「人格を叱る」のではなく、「行為を叱る」ということです。

 

【ポイント】

  • 子供を条件で評価せず、「存在」を丸ごと認める
  • 子供の「行為」をすべて許容するのではなく、親の意見も伝える
  • 「人格を叱る」のではなく、「行為を叱る」

 

子供の不登校が長期化して疲れてしまっているママへ

不登校に悩むご両親へ

 

数日で終わるかと思った子供の不登校が数か月・数年に及び、色々と手を尽くしたけれどこの先どうすればいいのか分からないと悩んでいるママ。

悩んで苦しんでいるのは子供も同じです。スマホやゲームに依存しているのも、将来への不安から気持ちを逸らすためもあるのではないでしょうか。

 

残念ながら、こうすれば不登校が解決する、といったすべての子供に有効な処方箋はありません。子供の性格や成長の程度、不登校のきっかけがそれぞれに異なるからです。

 

子供の人生にさまざまな可能性があることを示してあげられるのは親です。元いた場所へ戻る、ということだけをゴールと考えずに、「こういう方法もあるよ」「こんな人もいるよ」と、多様な選択肢を子供に用意してあげるべきではないでしょうか。

 

子供の人生は子供のもの。そして、親はいつまでも子供と伴走できるわけではありません。

 

長い人生を生き抜くためには、「逃げること」「その場をやり過ごすこと」「力を蓄えて再チャレンジすること」も時には必要なのだと子供に伝えましょう。

そして、「どんな結果になったとしても、決して子供を見放さない」という親自身の覚悟も大切です。

あつごん

あつごん

夫(40代)妻(40代)長女(14歳)次女(8歳) 結婚した時から夫婦共働き。双方の親の助けは借りずに、夫婦で協力してなんとか乗り切っています。 夫は、当直勤務・土日出勤ありのため、妻は、外勤と在宅ワークの組み合わせで生活をやりくりしています。

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